買い物カゴに追加されました
買い物カゴに追加されました
理工書カタログバナーリンク 図書館カタログバナーリンク
ハイパーメディアシステム ─⁠─htmxとRESTによるシンプルで軽やかなウェブ開発

ハイパーメディアシステム ─⁠─htmxとRESTによるシンプルで軽やかなウェブ開発

3,740(税込)

数量

〇在庫あり

著者

Carson Gross

Adam StepinskiDeniz Ak??im??ek 著
嶌田喬行 訳

定価

3,740円(本体3,400円+税10%)

発売日

2025.6.11

判型

B5変形

頁数

368ページ

ISBN

978-4-297-14945-1

近年急速に注目を集めるフロントエンドライブラリ「htmx」について,その作者自身らが執筆した解説書です。

htmxの魅力はそのシンプルさにあります。そのシンプルさは,30年にわたりウェブを支えてきたハイパーメディアの力を再発見し,HTMLそのものを拡張するという発想から生まれました。

本書の第1部では,ハイパーメディアの歴史としくみを紐とき,ウェブの根幹でありながら現代では誤解されがちなRESTの本来の概念を丁寧に解説します。そして,Web 1.0スタイルのアプリケーションを作成しながら,ハイパーメディアの中核的なコンセプトをおさらいします。

第2部では,ハイパーメディアの力を最大限に引き出すhtmxのしくみと使い方を紹介します。「あらゆる要素からHTTPリクエストを発行できる」「任意のイベントでリクエストをトリガできる」といったhtmxの基本概念を,実際にウェブアプリケーションを作成しながら学びます。

第3部では,モバイル版のhtmxともいえる「Hyperview」を紹介します。モバイルアプリにもハイパーメディアの概念を取り入れることで,htmxと同様の強力さとシンプルさを兼ね備えたモバイルアプリケーションを作成できることを示します。

複雑化した現代のフロントエンド開発に疲れてしまった方は,本書を手にぜひ一度,htmxにチャレンジし,ハイパーメディアシステムとしてのウェブの本来の力を再発見してください。こんなにシンプルで軽やかなウェブ開発の方法があったのかと,きっと驚かれるはずです。

こんな方にオススメ

  • Webアプリケーション開発者
  • 近年話題のhtmxの使い方・考え方を知りたい方
  • Reactなどの複雑さに疲れ,よりシンプルな方法を求めている方
  • ハイパーメディアやRESTといったウェブの根幹となるしくみに関心がある方

 

プロフィール

Carson Grossカーソン・グロス

Carson Grossは,htmx,hyperscript,その他のオープンソースソフトウェアプロジェクトの作者です。モンタナ州立大学でコンピュータサイエンスを教えており,ハイパーメディアやプログラミング言語コンパイラに関する授業も担当しています。また,ソフトウェアコンサルティング会社Big Sky Softwareの経営者でもあります。モンタナ州ボーズマンで家族と暮らしています。

Adam Stepinskiアダム・ステピンスキ

Adam Stepinskiは,Instaworkのエンジニアリング・ディレクターです。スタートアップからGoogleに至るまで,さまざまな企業の技術プラットフォームの構築およびスケーリングにおいて15年以上の経験があります。彼は,モバイルアプリのリリースと保守にかかる労力と時間が過大であるという共通の問題を解決するためにHyperviewを開発しました。ライス大学でコンピュータサイエンスの理学士号(BS)と数学の文学士号(BA)を取得しました。現在は妻と2人の娘とともにサンフランシスコに住んでいます。

Deniz Ak??im??ekデニズ・アクシムシェク

Deniz Ak??im??ekは,htmxと_hyperscriptのコントリビューターであり,UIツールキットMissing.cssの作者です。彼はTED大学でコンピュータ工学の学士号を取得しました(その間に『ハイパーメディアシステム』を執筆しました)。現在はウェブ開発の委託業務を行っています。トルコのサムスンで,両親,兄弟,猫,犬とともに暮らしています。

嶌田喬行しまだたかゆき

嶌田喬行は,堅牢でアクセシブルなUIの設計および実装に強みを持つフロントエンドエンジニアです。現在はデザインエンジニアとして公共領域のデザインシステム開発に従事し,デザイン,実装,啓発活動まで幅広く手がけています。大学で情報学を修めたのち,およそ15年にわたって受託制作や事業会社での多様なプロジェクトに携わってきました。小学生の頃に初めて自作のウェブサイトを公開して以来,ウェブの可能性に惹かれ続けています。現在は埼玉県で妻と息子と猫と一緒に暮らしています。

この本に関連する書籍